2006/08/24

【Computing】MS06-042の修正失敗 リリース延期

ここここでコキ下ろしたMS06-042の不具合だが、8/22に予定されていたリリースの直前になって、不具合が見つかり再度リリース延期となった。 しかも今度はリリース日程を明確にしていない。
ちなみに最初にサポセン経由で配布したパッチがこの不具合に該当するかどうかは明確な記事が見当たらないし、そもそもMSのセキュリティアドバイザリにリリース延期に関する情報は記載されず、相変わらず「8月22日予定のリリース」となったままだ。

◎「サポセンで配布しているパッチに不具合はありません」と言う言及が無い以上、サポセンパッチも同様の不具合があるのだろう。 そうなると、検証不十分なパッチをバラまいたということになる。
これじゃMSの品質管理体制がどうなってるのか理解に苦しむ。
自社内で検証に不安があるなら「検証中なのでリリースはもうちょっと待ってくれ」と言えばいいし、
そうでなく自社で検証が出来ていたなら最初からWU/MUで配布すべきだっただろう。
理解に苦しむ一連の行動だが、前の記事で冗談めかして「パッチのベータテストを顧客を使ってやっている」というのが、実は本当のような気もするw
あるいは、Vistaリリースに気を取られて品質コントロールもパッチ作成もままならないほどリソース不足に陥ってるとか、ね。

◎まぁ私自信、MS06-042自体は入れるべきではあろうとは思っているのだが…
ともかくも今現在パッチが用意できないと言う現状は判ったから、さっさと「ちゃんとした」修正パッチをリリースすることを願おう。
※実は9月の月例アップデートまでの引き伸ばし作戦だった、とかいうオチじゃないことを祈る…

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