2007/01/10

【Apple】MacworldExpoで発表されたもの

※1/12更新:AppleTVの記述を一部変えました

◎またタグが増えた・・・ まぁしばらくは、Computingタグと共通で行くけど。

◎1/9から開催されているMacWorldExpo関連の情報が続々入ってきている。
Appleから正式なニュースリリースがあったのは、iPhone、Apple TV、AirMac Extremeだ。

◎まずiPhone。 iPodとスマートフォンの組み合わせと言う予測はされていたが、 フタを開けてみるとMac OS Xを基幹OSとするスマートフォンで、iTunes、Safari、Yahooメールクライアント、Dashboard風ウィジェット、200万画素CCD(iSight?)を搭載する。えらく豪勢な携帯電話もあったもんだ。 ちなみにストレージ容量は8Gとちょっと小さめ。

むしろ機能よりも、3.5インチタッチスクリーンボディに加速度計やら光量計、近接センサを備え、構える向きで画面表示を切り替えたり光量を自動で調整したりといったあたりのプロダクトデザインがいかにもAppleらしい。

ただ、スタイラスペンが無かったり、スマートフォンには必須といわれたWord/Excel対応機能などは(今のところ)見当たらないので、W-Zero3のようなものを想定するとおそらく肩透かしを食うだろう。

ちなみに対応形式はクワッドバンドGSMとEDGEなので、日本および韓国では使用できず、対応時期も未定。 まぁ日本の携帯電話は良くも悪くも鎖国状態なのだ。
ITmedia:Mac+iPod+携帯でスマートフォン超えを目指す「iPhone」

◎一方でAppleTV、これは注目に値する。私は以前、自分のBlog

iTunesライブラリファイルを格納するための100GB程度のHDDを搭載して物理的なデータサーバー(ネットワークドライブ)兼ブレークアウトボックス、という仕様にするというのも良いと思う。(特に後者は、本体のHDD容量が少ないmini/ノートユーザーには重宝されそうなもんだが…
と書いたら、HDD容量こそ違うが本当にそうなってしまったw ただこのHDDはストレージでなく、iPod同様の「同期」の位置づけとなった。「据え置き型VideoiPod」といった感じで、iTunesから落としたビデオ(映画とか)やオーディオを、AppleTVの内臓HDD側にキャッシュし、PC/Macを介さないで再生する、というシロモノだ。
◎Appleはこれを「21世紀のDVDプレイヤー」と評しているが、確かにiTunes Store経由で数百円で落としてきた映画を自分のメディアライブラリとして活用できるということで、DVDの「特典映像満載!!」とかいってどうでもいいコンテンツをくっつけて高値で売りつけると言うビジネスモデルをひっくり返すかもしれない。

ネットワークはEthernetおよび802.11b/n/gに対応し、HDMI、コンポーネントビデオ、アナログオーディオ、光デジタルオーディオ端子を備える。 USB2.0端子も備える(ホスト端子側)が、これが何に使えるかはまだよくわからない。 やはりプリンタか?
ITmedia:スペックが明らかになったApple製STB「Apple TV」

AirMac ExtrameはAppleTV同様802.11b/g/nに対応して高速化が図られ、USBプリンタ/デバイス接続機能はそのまま引き継がれた。 旧AirMacがどうだったか忘れたが、USB2.0HDDを接続できるのは意外とメリットかも。 家庭とかの小規模LANでNASの設置の必要がなくなる。
(※1/12更新:iTunesのストリーミングサーバー機能は搭載されてませんでした。 その機能を使うには、AirMac Expressを使用する必要があるようです)

◎そして、実はこれが最大のニュースかも…それはApple Computer社の社名変更だ。



Apple社に。 ていうか別にどうでも良い感じもするが、このプレスリリースの様子を見る限り、やっぱり思うことがある。

「この会社、バカだ」

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