2005/11/13

【Diary】8年土産…8年目、そして。

◎その決心をしたのはいつだったか。 前の年だったか、今年に入ってからだったか。

◎4月。 ご挨拶に伺う。 前々からそんな話は出ていたとはいえ、実際に具現化したのはこれが初めてだった。 緊張するとかいうのは特に無かったし、自分の身の上、置かれた現状、等を話した。 そういえば身上書も書いたっけ。 最初の訪問が終わった後「結局あの人は何しに来たんだ」なんて言われたけども、1度目でいきなり切り出すのではなく、2度目の訪問で正式な申し入れ。 快く許諾を頂いた。

◎5月。 初夏の暑くなってきた時期に、親同士の挨拶会と、こちらの家族への挨拶会を行う。 それまであまり行った事の無かった丸の内界隈の店を押さえたり、なれない事を色々やったが、話が進んで行く事も勿論、東京と言う街の新しい側面を発見していた。 丸ビルの高層から眺めた東京の街は美しかった。

◎6月、何気に不動産巡りをして、一発で新居を決める。7年間のワンルーム生活に区切りをつけた。部屋の広さは必要以上、目の前はコンビニ、歩いて5分圏内で生活用品は事足りて、自転車で5分走れば駅から東京までは30分。 最強の立地と最強の部屋だった。

◎7月、引越しをして、その直後に略式結納を行う。 料亭の手配は当然だが、気がつけば全体の進行も私がやった気がする。 夏の手前のクソ暑い時期、スーツに身を固めた私と、振袖を着込んだ相方。 晴れ晴れしい出来事の中で、これからの自分の進む道が形作られる。

◎8月、旅行の手配をする。 大奮発で南の島。 壊滅的に忙しい現実から逃避して「大金払って昼寝をしに行く」と言うコンセプト。 頑張ってきた、そしてこれから頑張るお互いへのご褒美。

◎9月からは本格的準備段階。 打ち合わせを行い、進行を決め、印刷物を準備し、アイテムを手配する。 昼は仕事に、夜は準備に大忙し。 導入した複合機は連日のように稼動し、事あるごとに走り回って車の距離計はカラカラ回る。 今から考えればいつブッ倒れてもおかしくないハードスケジュール。 しかしその中でお互いの意見を出し合い、分担して、一つ一つを確実に、かつ最善の選択を行ってきた。

◎そして明日。 私は晴れ舞台に立つ。 天気も晴れてくれそうだ。 ひとりで生きてきた8年間、ふたり別々に生きてきた3年間を超えて、「ふたりで一つの」生活を迎える。 その始まりを示す、オープニング・セレモニー。 いろいろ憂いはあるものの、ここまできたらもう、何を憂いても始まらない。

◎私がするべき事は、明日と言う日を最高の笑顔で迎えること、ただそれだけである。

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