【Traffic】空港雑感…バンダラナイケ国際空港
◎今回のMaldives旅行で行き、帰りともにトランジットの場となったスリランカのバンダラナイケ国際空港。(コロンボ) トランジットで使用しただけなのでパスポートコントロールの外側がどうなっているかはよく知らない。 いわゆる【制限エリア】のみの使用となった。
◎「地球の歩き方」とか、旅行会社が発行した日程表の案内を見るとArrivalがエプロンからタラップを降りて1Fだった際の手順しか書いていなかったが、私がコロンボについた時は行きも帰りも雨だったので実際はスポット経由で2Fからアプローチだった。
ゲートを出ると、長ぁ~~い通路が延びており、その先がArrival/Transitの分岐点だ。
◎階段を下りて左手に行くとPassport Controlに入るが、正面にSri LankanのトランジットデスクがあるのでそこでTransitする飛行機のBording Passをもらう。、Bording Passをあらかじめ持っているならソレを無視して直接右手の免税店コーナーに向かって行く。
免税店コーナーに出ると、右手に喫煙所、左手に階段があり、Gate1~4の発便は階段を下りて手荷物検査に入るが、それ以外のゲートの場合は今来た道を戻るのだ。 つまり再度長ぁ~い通路を通る。
さらに言えば、TransiterがGate1~4に行くための下り階段は、DeparturesがGate5以後のゲート(Gate7以後のゲートは、さっきの長い通路にある)への上り階段を共用する。
◎要するに、この長い通路と免税店エリア、Gate1~4前のロビーの空間は、Departure/Transit/Arrivalの各乗客がゴッチャゴッチャの状態になる、というわけ。 日本では絶対考えられない。
ただ、通常の空港と違い、搭乗前の手続き(荷物チェック、税関、出国審査)のうち荷物チェックが一番最後になり、それがこの長い通路のゲート前で行われる為、一応セキュリティは保たれるようにはなっている。
◎おそらくはSri Lankan便へのTransitが多いと言う事情のためにこういう構造にしたのだと思うが、日本では1999年に全日空機がハイジャックされた際に、ArrivalからDepartureに逆行可能(しかも手荷物検査後のエリア)だったことが問題となったのだが…なんだかねぇ。
しかしまぁ、さすがにそういう事情(であろう)だけあってRestriction area内の施設は充実している。 免税店はブランド品の他ジャンクフードの類まで揃っているし、レストランもちゃんとある。 シャワールームや仮眠室の他、床の一部に絨毯が敷かれ、寝袋などで仮眠をとることも可能だ。(実際何人か、寝ていた) 「Muslim prayer's room」なんてなのもある。 中東地域に数多くの路線を持つ空港ならではの特徴だろう。
◎私が利用した時点では行きも帰りも雨だったのだが、とにかく湿度が高い!! エアコンが効いているのだが湿度はどうしようもないらしく、やたらに蒸している。 温度が低いのに不快指数が高いという不思議な感覚を味わえる。
また上記の通路はかなり最新鋭の建物に見えるが、一歩空港ターミナルに入るとかなりクラシカル(そしてどことなくアジアンテイスト)な建物になっており、歩き回るだけでも結構楽しめる。
どうせRestriction ariaはDepartureもArrivalもない交ぜになってるので、Transitでヒマな時はそこらを歩き回るのも結構面白いかもしれない。 ただ、警備員の見た目はマジで怖いので注意。
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