【Maldives】地上の楽園 …11/20
◎実質4時間程度しか寝ていないが、朝焼けと共に輝きはじめた海を見てひたすら感動。
ちなみにリゾート内は実際の時間よりも1時間早い「リゾート・タイム」が導入されており、起床したのは7時だが本当は6時なので、昇る朝日を手軽に拝める、と言う寸法。
◎朝食を食し、(日本米とみそ汁があったりした)、ヴィラに戻ると気の早い人たちがもう泳ぎはじめていたが我々は本を読んだり、絵を書いたり(スケッチブックと色鉛筆を持参)して過ごす。
もったいない気もするが、もともとこの旅行は「大金払って昼寝をしに行く」ツアーなので気にしない。
天気は快晴。
波の音と、時々通りかかる他リゾート客の歓声だけが耳に入る。
時間はゆっくりゆっくり流れていく。
他のリゾート客たちも、何を目的とする風でもなく、みな思い思いに海に入ったり、海岸で寝ていたり、部屋のジャグジーでのんびりしていたり(隣のヴィラから声が聞こえる)していたりした。
◎リゾートの食事は、砂浜に置かれたテーブルで食べる。
レストラン(といってもやはり野外)もあるのだが、やはり海を見ながらの食事は楽しい。またリゾートと言う事で世界各国のゲストが集う関係上、様々なメニューが用意されてのバイキング・スタイルが基本となる。
◎午後はイベント目白押しだ。
まずはスパマッサージ2時間コース。 癒し系BGMとお香の炊かれたマッサージ・ルームに通されて服を脱ぎ、グリーン・ティートリートメントを全身に施した後、アジアン・マッサージに入る。
マッサージと言うと個人的には「ツボを押す」と言うイメージが強かったのだが、パンフレットに「Perm&Thumbs」と書いてあるように、手首と親指を使って全身の広い面積を一様にマッサージ。
あ~、極楽。
◎それが終わると今度は「モルディビアン・サンセットクルーズ」。
今まで何度か経験したサンセットクルーズと言うとちょっと大きめのモーターボートで出かける、と言うものだったが、「モルディビアン・スタイル」と言われてやってきたのは小さな小さな帆船。
帆を張ってゆっくりゆっくり海に出ていく。島を離れてしばらくすると、一面の水平線が真っ赤に染まって行く。
凪の時刻らしく風も殆どなく、水音もしない。(遠浅の環礁なので、風が無いと波が立たない)聞こえてくるのは遠く離れた島に打ち寄せるさざ波の音と、
…現地人ガイド2名の気の効いたジョークであった。
我々は割と夕日を眺めるのが好きで気が向くとしょっちゅうどっかの海岸に眺めに行ったりしていたものだったが、「360度水平線パノラマ」に沈む夕日は実に感動的であった。
◎とっぷり日が沈んで8時(といっても実際は7時)。
ヴィラの窓辺にコックがやってくる。
テラスのテーブルで波の音をBGMに食する「ロマンティック・ディナー」。
まぁ食事の内容はリゾート+イスラム教国という事で「それなりと言えばそれなり」なのだが、「メシは状況で食うもの」と言わんばかりに雰囲気満点。
いや、雰囲気にアテられているのは自覚しているのだが…
しかしよく考えて見るとサンセットクルーズとロマンティックディナーでそれぞれシャンパンのハーフボトルを空けている。
むちゃくちゃ酔いが回ったので、海岸のベッドに腰を下ろして空を見上げると、快晴の夜空に満点の星空が浮かんでいた。
リアルで流れ星を見たのは何年ぶりだっただろうか。
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