【Diary】新・ソフトバンクの料金形態
◎ソフトバンクが満を持して発表した「予想外割」
確かにパッと見は「ええー定額なんだー」と思うかもしれないが、そこはソフトバンクのやること。 一筋縄でいく訳が無い。
YahooBBで彼らがやったことを記憶していれば容易に想像が付く話ではあるが、根拠無く切り捨てるのもアレなのでちょっと分析してみる。
◎まずこの料金プラン、前提として
「2年間の契約と月額基本料9600円のゴールドプランに加入すること」が大前提となる。
孫さんの言う「2880円」 と言う数字は、1月15日までの期間限定に過ぎない。
そして、定額になるのはソフトバンク端末間の通話のみ。 しかもPm9:00~AM0:00の通話が月200分を超えれば30秒21円の延滞料金がかかる。 ちなみに他社端末や固定電話の通話料は他社よりも割高だ。
◎さらに、このプランに加入するには新スーパーボーナスへの加入も必須になる。
新スーパーボーナスの体系が判明しないので正確な予測はできないが、現行スーパーボーナスと基本的な体系が変わらないと仮定すれば、スーパーボーナスへの加入にはパケット定額プランへの加入も義務付けられ、これの加算額が4410円、その他のスーパー安心パック、スーパー便利パック等の強制オプションが1335円。
◎しかもこの状態ではパケット通信は行えない(定額プランの契約は、パケット通信の利用契約ではない)ため、メール等を使うにはさらにパケット通信契約料が315円も加算される。
さらにさらに、パケット定額プランと言いつつ使用量が多いとパケット代の加算もあるし、そもそもこの金額は「基本料金」の範囲で、通話料は(上記したように)別途かかる。
スーパーボーナスなので、初期契約時の端末料金は発生しないが、例によって27ヶ月以内に機種変更(事故なども含む)すると、最大4万円の違約金もかかる。
◎まとめると、
普通にパケット定額契約を含めると2880+4410+1335+315=8940. 繰り返しになるがこれは「基本料金」だ。
通話料は別途かかり、「定額」と呼ばれる部分でも最も通話頻度の高い時間帯は月200分、日割りで6分。
もしその時間帯に30分毎日通話すると、月の通話料請求額は27000にも上る。 合計で3万円オーバー。
ちなみにこれは今日時点で判明している料金形態での試算であり、オプション契約料が更に上乗せになるとか、所謂通話定額プラン(Love定額やハッピーボーナス)は廃止されると言う情報もある。
このあたり、やはりソフトバンクは肝心なところをプレスリリースせず、いざとなったら代理店の責任に押し付ける、いつもの手法だ。
◎2800円どころか、普通に使うとその10倍近い請求額を食らうことになるソフトバンクの料金プラン。
不当価格表示もよいとこだが、必須項目を基本料金から抜いての「強制オプション契約」なので、「基本料金」の額面としては正しい表示をしている、とでも言いたげだ。
ドコモ/AUの料金プランから200円引くプランもあるが、こちらもオプションの価格で実質値上がりすることは容易に想像が付く。
こんなにステキなソフトバンクのケータイ、あなたもお一ついかがかな?
2 件のコメント:
すこしだけ誤解がありそうなので、参考までに・・・
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/31660.html
ご指摘の程ありがとうございます。
できればハンドルでも名乗っていただければ
ありがたかったんですがw
ということで、早速該当記事を読んで修正箇所を提示し、なおかつ現状の自分の料金プランとの比較をしてみました。
↓
http://amaneblog.blogspot.com/2006/10/diary_3063.html
いかがなもんでしょう?
まだ間違ってるかもしれませんが…
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